浄妙寺について
浄妙寺は稲荷山と号し、鎌倉五山第五位の寺格を持つ臨済宗建長寺派の古刹です。源頼朝の忠臣で豪勇の士であった足利義兼(1199没)が文治4年(1188)に創建しました。開山は退耕行勇律師で、初めは極楽寺と称する密教系の寺院でしたが、建長寺開山・蘭渓道隆の弟子の月峯了然が禅寺に改め、寺名も浄妙寺と改称しました。
歴代の往寺には約翁徳倹・高峰顕日・竺仙梵僊・天岸慧広など名僧が多く、中興開基は足利尊氏の父である貞氏で、没後は浄妙寺に葬られました。
境内は国指定史跡とされています。
喜泉庵
静かなときが流れる浄妙寺境内。そんな境内の中に喜泉庵はあります。
枯山水庭園を眺めながらゆっくりとお過ごしください。
浄妙寺境内のご案内マップ
山門(拝観入口)
石窯ガーデンテラスへは、山門からお越し下さい。浄妙寺拝観料100円が必要となります。
本堂
すっきりと手入れを施した境内を季節毎の花が彩ります。
収蔵庫
鎌足神社
山あじさいの小径
様々な四季の野草などをご覧いただけます。途中にあるベンチからは衣張山が一望できます。
イングリッシュガーデン
いつも美しい草花でお客様をお迎えできるようにスタッフ全員で手入れをしています。 お茶の合間やお食事の後、散策をお楽しみ下さい。
石窯ガーデンテラス
テラス席は、特に朝のご利用がおすすめです。小鳥の声が聞こえる気持ちの良い空気の中でゆったりとしたくつろぎの時間をお過ごし下さい。
喜泉庵
枯山水の庭に向かって敷かれた緋毛氈に座りながら、足利氏の紋が入ったらくがんとお抹茶をいただけます。